個人でやっている新型コロナウイルス感染予防策

Photo by Adam Nieścioruk on Unsplash

※2020年4月18日にこの記事を投稿しました。
※2021年8月9日にこの投稿を再編集しました。
※2021年8月21日に「ワクチン接種」を追記しました。
※2022年1月8日にオミクロン株感染者急増を受けて当記事を再掲載しました。

一旦は収まったかのように見えた新型コロナウイルスの感染拡大。
緊急事態宣言が解除され、街は再び活気づき、クリスマスやお正月は人で賑わった。
そして、その油断の隙を狙うかのようにオミクロン株の感染が急激に拡がろうとしている。

やはり油断してはならないことが明らかになった。
特効薬が開発され普及するまでは戦う姿勢を崩してはならない。

私は今もなお下記のような感染予防を続けている。

ご参考になれば幸いである。

体調管理

まずは体力をつけ、日頃の体調管理が重要。

十分な睡眠を取る

十分な睡眠は体の免疫機能を高める効果があるといわれている。

個人的なことだが、過去睡眠不足が常態化しているときは、血液検査で白血球数が標準値を下回ることが続いた。
十分な睡眠を取るようになってからは白血球数が標準値の範囲内に戻っている。
このことから睡眠は免疫に影響があると思っている。

自粛が原因で睡眠不足になっている例が増えているとのこと。
よければこちらの記事「質のよい睡眠をとる」も参考にしていただきたい。

十分な栄養を取る

十分な栄養を取ることも体調管理に欠かせない。

一般的にいろいろな栄養素をバランスよく取りなさいと言われる。

栄養を十分に吸収するためには、よく噛んで食べるということも重要である。
よく噛むことで内臓の負担を軽減し、働きをよくする。
食べるときは、テレビやスマホ等を見ながらではなく、食べることに意識を集中し味わって食べる方が消化にもよい。

よければこちらの記事「おいしいものを食べる」も参考にしていただきたい。

十分な水分を取る

鼻・口・喉・気管支が乾燥すると、風邪やインフルエンザに罹りやすいといわれている。
新型肺炎ともいわれる新型コロナウイルスも同じだと考えると、鼻・口・喉・気管支の潤いは保っておきたい。

また、マスクをしていると喉の乾きが認識できず、熱中症に罹りやすいともいわれている。
熱中症対策としてもこまめに水分を摂取するようにしている。

運動する

体力をつけるためには筋肉量を増やす必要がある。

筋肉は血液を循環させる働きもあるため、免疫機能を発揮するために必須の器官といえる。

筋肉は、タンパク質を含む必要な栄養素を取り、運動することで増やすことができる。
人間の体の中で大腿筋が最も筋肉量が多いといわれているので、運動は筋トレでなくても、ウォーキングでも十分であるといわれている。

よければこちらの記事「筋力をつける」も参考にしていただきたい。

毎朝検温する

感染拡大を防ぐためにも、毎朝検温し、熱があって疑わしいときは外出を控えるべきである。

これは世間に対する最低限の配慮だと思う。

外出時

外出しないのが、最も効果的な感染予防策である。
マスクや消毒液等の消費量も減らせる。

しかし、どうしても外出しないといけない場合がある。
外出時の予防策について記しておく。

マスクをする

他人のため、自分自身のために必ずマスクをしている。

マスクは布やウレタンのマスクではなく、不織布製のマスクがよい。
できれば、風邪、ウイルス対策用のマスク(BFE、VFE の試験を行い、99%までのフィルター捕集効果が表記されたもの)を着用すると、より予防効果が高い。

フィルター性能試験

BFE (Bacterial Filtration Efficiency) バクテリア飛沫捕集(ろ過)効率試験
試験粒子 黄色ブドウ球菌の懸濁液(約3㎛)
VFE (Virus Filtration Efficiency) ウイルス飛沫捕集(ろ過)効率試験
試験粒子 バクテリアオファージ(約1.7㎛)
PFE (Particle Filtration Efficiency) 微粒子捕集(ろ過)効率試験
試験粒子 ポリスチレン粒子(0.1㎛)

引用元: 環境省「不織布マスクの 性能と使用時の注意

マスクを着用しておれば、指で顔(口や鼻)に触れにくくなる。
指先にウイルスが付着していたとしても感染する可能性が下がる。

予備のマスクを持ち歩く

長時間マスクをしていると臭いなどが気になってくる。(参考:マスクの臭いを消す方法
また、フィルターにもウイルスが付着している可能性が高いので、食事をした後は新しいマスクに取り替えるようにしている。

(古いマスクは袋に入れて捨てる。マスクを触った手は洗い、消毒してから食事をする。)

消毒液・除菌ティッシュを持ち歩く

物に触れるとウイルスが手に付着する可能性がある。
外出先では物に触れないことが感染予防につながる。

といっても、つり革や手すり、ドアノブ等にどうしても触れなければならないときがある。また、無意識に物に触れていることだってある。

手指用の消毒液や除菌ティッシュを持ち歩き、都度拭き取るようにしている。

顔(目・耳・鼻・口)を触らない

ウイルスが付いた指先で顔(特に目や耳、鼻、口)を触ると感染する。

マスクをしていれば、鼻や口に触れるにくくなる。

電車内では、目を閉じたり、イヤホンを着用したりして、感染の可能性を下げるようにしている。

エレベーターや公衆トイレを使わない

エレベータは密閉された空間なので、エアロゾル(気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子と周囲の気体の混合体)感染するといわれている。

また、公衆トイレもエアロゾル感染が起きやすい場所である。

感染リスクが高いので、極力エレベーターや公衆トイレは使わないようにしている。

帰宅時

ウィルスを家の中に持ち込まないことが大切。

そのために行っていることを記しておく。

手洗い・うがい

外出から帰宅したらすぐに手洗いとうがい。
基本中の基本。

外から持ち帰った物を消毒する

外から持ち帰った物は、すべて消毒液をかけて拭き取るようにしている。

買い物で購入した商品も消毒液をかけて拭き取り、ウイルスが不活性化するまで袋に入れて密閉しておく。
ウイルスが不活性化する期間は9日くらいといわれているので、食品等は日持ちがするものを選んで購入する。

シャワー

シャワーも浴びる。

シャワーを浴びておけば、心おきなく居間や寝室でくつろげる。
疲れて面倒であっても、心理的な負担を軽減するために必ずシャワーを浴びることにしている。

ワクチン接種

ワクチン接種により感染は防げないが、感染しても重症化は防ぐことができる。
また、ワクチンを接種した人が増えれば集団免疫が実現できるといわれている。
集団免疫が実現すれば、みんなが感染しにくくなるということなので、ワクチン接種は積極的に受けておきたい。

Q. 集団免疫とは何ですか。

A. 人口の一定割合以上の人が免疫を持つと、感染患者が出ても、他の人に感染しにくくなることで、感染症が流行しなくなる状態のことです。

感染症は、病原体(ウイルスや細菌など)が、その病原体に対する免疫を持たない人に感染することで、流行します。ある病原体に対して、人口の一定割合以上の人が免疫を持つと、感染患者が出ても、他の人に感染しにくくなることで、感染症が流行しなくなり、間接的に免疫を持たない人も感染から守られます。この状態を集団免疫と言い、社会全体が感染症から守られることになります。

なお、感染症の種類によって、集団免疫を得るために必要な免疫を持つ人の割合は異なります。また、ワクチンによっては、接種で重症化を防ぐ効果があっても感染を防ぐ効果が乏しく、どれだけ多くの人に接種しても集団免疫の効果が得られないこともあります。

新型コロナワクチンによって、集団免疫の効果があるかどうかは分かっておらず、分かるまでには、時間を要すると考えられています。

出典:集団免疫とは何ですか。|新型コロナワクチンQ&A|厚生労働省

接種前

ワクチン接種の効果を高めるためにも体調は十分に整えておきたい。

ワクチンを接種すると人によっては血栓になる可能性があるといわれている。
ワクチン接種後、トイレでいきんだり、激しい運動をして脳溢血などが生じる可能性もある。
予防策としては次のようなことが挙げられる。

  • 規則正しい生活をする
  • 睡眠を十分に取る
  • 水分を十分に補給する
  • 食物繊維を取る(便秘対策)

また、副反応で通常の生活ができない可能性があるため、寝込んでも食事が取れるような準備をしておく方がよい。
解熱剤を服用しても問題はないとのことなので予め用意しておきたい。

接種後

ワクチンの効果を高めるためにも、病気になったときと同じように、安静に過ごすことが望ましい。

  • 規則正しい生活をする
  • 睡眠を十分に取る
  • 水分をこまめに補給する
  • 食物繊維を取る
  • 激しい運動は絶対にしない

解熱剤を服用すると便秘になりやすい。
便秘になったときは便秘薬を一時的に服用するのもやむを得ない。

まとめ

以上が個人的に講じている新型コロナウイルス感染予防策である。

感染予防は自分のためだけではない。
世間のためでもある。

私は最後までコロナと闘う。

Posted in  on 1/08/2022 by rteak |