※この記事は 2019年7月18日の投稿を再編集したものです。
※画像をクリックすれば拡大表示ができます。
Google Trip のサービスがなくなったことから、旅行の予定はGoogle Calendar で立てることにした。
その方法を紹介する。
旅の楽しみは準備から
旅行は準備するときから始まり、準備自体が楽しいというのは誰もが認めることであろう。
その楽しみを倍増してくれるのが、行程表作りである。
行程表作りは、紙と鉛筆でもできる。
モレスキンやトラベラーズノートを使って、旅ノートを手書きやスケッチ、チケットの貼付等で芸術的に作り上げていくのも楽しい。
そのような趣味がない人は、PC やスマホを使って作業を楽に進める方がよいだろう。
ノートを保管する場所も取らない。
Google Calendar を使うメリット
PC でもスマホでも Google Calendar は利用できる。
Google Calendar を使って行程表を作るメリットはつぎのような点にある。
一箇所で完結
カレンダーなので、その日の予定はすべて書き込め、時系列で表示できる。
後述するが、行き先を登録しておけば、その地図をワンタッチで表示可能だ。
情報を一箇所に集めておくことにより、旅先でも慌てずに確認できる。
「鎌倉」等、キーワード検索すれば、何年経過してもすぐに戻れることが嬉しい。
入力が楽
日時は選択するため、書く必要はない。
場所はキーワードを入力すると、候補が表示され、選択すればよい。
PC だとさらに入力が楽に行える。
見やすい
手書きよりも電子的に表示される文字のほうが見やすい。
時間の長さが可視化できる。
現在の時間と場所で、遅れているのか、進んでいるのかが一目でわかるところも便利だ。(Fig. 1 参照)
スケジュール表示に切り替えたとき、行き先のイメージが背景に表示され、直感的にわかりやすい。(Fig. 2 、Fig. 3 参照)
行程表の作り方
次に、Google Calendar を使った行程表の作り方について説明しよう。
旅の目的、持ち物等のメモ
旅行の名前を決め、イベント欄に登録する。
イベントにする場合は、時間帯を指定せずに「終日」にすればよい。
旅の目的、旅先で楽しみたいこと、持ち物等を「説明を追加」に登録する。
例では持ち物を登録してみた。(Fig. 4 参照)
Google Tasks で登録したタスクをGoogle Calendar に 表示することもできる。
旅先で楽しみたいこと、持ち物等をタスクとして登録し、チェックが済んだら消し込むようにしてもよい。
行程のタイトル
行程にタイトルを付ける。
「銭洗弁財天~佐助稲荷神社」等、出発地と到着地を入力するとわかりやすい。(Fig. 5 参照)
行き先
訪問先やホテルの場所を「場所を追加」に登録する。
Google Map と連動しているので、行き方がわからなくなったときにすぐ地図が表示できる。
Google Map では、行き先の住所や電話番号だけでなく、現在地からの経路も確認できる。(Fig. 6 、Fig. 7 参照)
交通手段
航空便番号や列車名、座席番号、予約番号等を「説明を追加」に登録する。チケットの写真を撮って、添付しておいてもよいだろう。
移動時間と滞在時間
乗り物の出発時間と到着時刻はもちろん、宿泊先や訪問先での滞在時間も登録する。
移動時間については、予め Google Map の経路検索で所要時間を確認しておこう。
15分単位で余裕を見ておくとよい。
これにより、時間の見積もりができ、余裕のある旅行かどうかが判断できる。
まとめ
限られた時間で充実した旅行を望まれるなら、Google Calendar で行程表を作ることをおすすめする。