2024年6月に読んだ本

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これから読む人の楽しみを奪わない読書記録

6月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2695

恒川光太郎/雷の季節の終わりに

雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫)雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫)感想
序盤からは想像できない結末なのに自然な流れで次の展開に期待を抱きながら読めた。 いつもながら作者独特の世界観に浸り楽しめた。

読了日:06月02日 著者:恒川光太郎

今野敏/豹変

豹変 (角川文庫)豹変 (角川文庫)感想
ただの警察小説ではなかった。 昨日読了した作品に引き続き、憑物が題材。 中学生の連続傷害事件、狐憑き、お祓い師、量子力学、脳科学、ITを混ぜるなんて・・・

読了日:06月03日 著者:今野敏

池井戸潤/シャイロックの子供たち

シャイロックの子供たちシャイロックの子供たち感想
人生をかけた意趣返し。 わかりにくいが、じんわりと溜飲が下がる。

読了日:06月06日 著者:池井戸潤

葉真中顕/絶叫

絶叫 (光文社文庫)絶叫 (光文社文庫)感想
人は何かに縛られて生きている。 だが、肉親からも社会からも棄てられたら? 貧困ビジネス等の社会問題を絡めた作品。 哲学的な側面も。

読了日:06月12日 著者:葉真中顕

今村昌弘/でぃすぺる

でぃすぺる (文春e-book)でぃすぺる (文春e-book)感想
怪異なのか組織犯罪なのか? 小6男女3人組が巨悪に挑む。 友情を深めながら人間的な成長も。 児童文学と思いきや本格的なミステリーだった。 小6時代の女子との課外活動。 そのときの甘酸っぱい感覚が甦った。

読了日:06月18日 著者:今村昌弘

石井暁/自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体

自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体 (講談社現代新書)自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体 (講談社現代新書)感想
平和維持のため、人々の幸福のためなら存在意義はある。 秘密にするのは相応の理由があるからだろう。 懇意の陸上幕僚長が退官される記者会見でのやり取りは無粋。 わざわざ花道を汚す必要はなかったはず。

読了日:06月22日 著者:石井暁

八木沢里志/きみと暮らせば

きみと暮らせば〈新装版〉 (徳間文庫)きみと暮らせば〈新装版〉 (徳間文庫)感想
特別なことがなくても身近なところに幸せがある。 花を見て根を思う人になればそれがわかるはず。 猫も含めてみんないい感じ。 終盤の噛み合わない会話に、鼻水を垂らしながら笑い泣きしてしまった。

読了日:06月25日 著者:八木沢里志

秋川滝美、大崎梢、柴田よしき、新津きよみ、福田 和代、光原百合、矢崎存美/おいしい旅 想い出編

おいしい旅 想い出編 (角川文庫)おいしい旅 想い出編 (角川文庫)感想
想い出が甦る旅と食のアンソロジー。 赤羽にスイーツの店がたくさんあるなんて知らなかった。 東京に住んでいる間に行っておけばよかった。

読了日:06月30日 著者:秋川滝美,大崎梢,柴田よしき,新津きよみ,福田和代,光原百合,矢崎存美

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Posted in  on 7/03/2024 by rteak |