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2023年5月に読んだ本は、11冊、2,979ページ。
2023年に読んだ本は、40冊、14,053ページ。
空席/今野敏
ページ数
46
読了日
2023年5月1日
感想
短いので最後まで読んだがそれなりの内容。
地位を振りかざし現場を混乱させる管理官。
二律背反することでも冷静に判断し適切な指示を与えてくれる元署長。
前者は軽蔑され疎まれる。
後者は尊敬され頼られる。
出世するのは前者。
ありがちな組織の風景。
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地球星人/村田沙耶香
ページ数
258
読了日
2023年5月2日
感想
懐かしいお盆の風景から始まり、想像もつかない結末に。
毒親から虐げられ、生き延びるために人の顔色を伺う。
人と違えば常識がないと責められる。
自分のために生きることの難しさを改めて考えさせられた。
それにしても塾講師には虫唾が走る。
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いつか、虹の向こうへ/伊岡瞬
ページ数
326
読了日
2023年5月4日
感想
深酒と深情け。
それらが災厄を招くことに。
だが「情けは人のためならず」を体現する。
他人には優しくしておくものだ。
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群青の魚 条川署クロニクル/福澤徹三
ページ数
528
読了日
2023年5月8日
感想
介護問題や特殊詐欺等高齢化社会の問題がテーマ。
とにかくハラハラドキドキの連続。
新米刑事と新米警官の浅はかな行動にはいたたまれない気持ちになった。
老い先が見えても志を忘れなければ道を外れるようなことはない。
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アノニム/原田マハ
ページ数
279
読了日
2023年5月14日
感想
現実では一生知り得ない美術品オークションの世界。
この作品が誘ってくれた。
本来の目的だけでなく、ひとりの少年に希望と勇気を与えた最高のチーム。
1ミリのミスもないのにスリリングなのは、自分が臆病だからではない。
作家の力量によるものだ。
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テミスの剣/中山七里
ページ数
379
読了日
2023年5月20日
感想
冤罪の片棒を担いでしまった刑事。
その罪を認め真正面に向き合う。
そして二度と間違わないと誓う。
パンドラの箱を開け苦難の道を往くことに。
自ら正義の希望になれるのだろうか?
自分はこういう青臭い話が好みのようだ。
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結界(上)/津谷一
ページ数
356
読了日
2023年5月25日
感想
感想は下巻を読んでから。
早く下巻を読みたい!
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結界(下)/津谷一
ページ数
316
読了日
2023年5月26日
感想
下巻はいきなり緊迫した場面から始まった。
だが興奮は覚めモヤモヤ感が残る結果に。
陰謀論が好きな人にとっては面白い作品だろう。
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#雨降る惑星/森遊
ページ数
263
読了日
2023年5月28日
感想
心の中は土砂降りでも優しさという傘があれば人は生きていける。
再び訪れることのない夏を共に過ごした三人は永遠の愛を手に入れた。
この話のBGMには「NO RAIN, NO RAINBOW」が合う。
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ギフト/原田マハ
ページ数
84
読了日
2023年5月30日
感想
女性が幸せを感じる瞬間の詰め合わせ。
超がつくほどの短編集だが、いずれもほっこりとさせてくれる。
お気に入りは「窓辺の風景」。
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ハマトンの知的生活/P.G.ハマトン
ページ数
448
読了日
2023年5月31日
感想
ハマトンの知的生活
一世紀以上も前に書かれた知的生活に関する本。
目新しいことは書かれていない。
多分、この本を参考にしながらも、脳科学等の研究成果を取り入れた本が世に多数出ており、それらを読んだからだろう。
それでも点頭を繰り返しながら読んだ。