Photo by @felipepelaquim on Unsplash |
2022年5月に読んだ本は、8冊、2,536ページ。
余命10年/小坂流加
ページ数
304
読了日
2022年5月2日
感想
人生の終わりが見え始めると、残りの人生で支えられるものだけを残し、少しずつ大切なものを墓標に埋めていく。
平凡な日常が続くことのありがたさが身に染みる。
茉莉さんの10年間は切ないながらも濃密で輝いていた。
何十年もダラダラと生きてきた者にとっては眩しすぎる。
この本について<PR>
すべての神様の十月/小路幸也
ページ数
187
読了日
2022年5月6日
感想
死神、貧乏神、疫病神・・・
絶対にお付き合いしたくない神々。
でも本当は違う。
どの神も人間の幸せのために存在する。
そして彼らも人間に生かされている。
じんわりと心が温まるオムニバスストーリー。
この本について<PR>
マンガでわかる バフェットの投資術/濱本明
ページ数
178
読了日
2022年5月10日
感想
堅実な投資とは何かが学べる。
マンガは不要。
テキストだけでもよかった。
この本について<PR>
同志少女よ、敵を撃て/逢坂冬馬
ページ数
493
読了日
2022年5月12日
感想
平時でも人権が軽視されるのに戦争となればそれが当たり前になる。
強欲な権力者のせいでいつも多くの女性や子供たちが犠牲になる。
この本を読みながらずっとウクライナ侵攻が頭の中で重なっていた。
人類は多くのことを学んだはずなのにまた逆戻りだなと。
この本について<PR>
蒼穹の昴(1)/浅田次郎
ページ数
384
読了日
2022年5月21日
感想
「占い」裏がない、根拠がなくても人は信じる。
今の境遇が辛ければ辛いほどそれに縋る。
そして大抵は当たらなかったなと落胆する。
奇跡は努力する者、行動する者に訪れる。
それは奇跡はなく必然なのだ。
この本について<PR>
蒼穹の昴(2)/浅田次郎
ページ数
384
読了日
2022年5月24日
感想
老シャーマンが放った唯一の嘘。
それが死すべき運命の少年を救った。
人は自らの運命を自らの手で拓き、天意なくして幸福を掴み取ることができるのだ。
それにしても悪名高き西太后。
浅田次郎の筆にかかるとこんなにイメージが変わるものなのか。
この本について<PR>
もっとやさしい起きてから寝るまで英語表現600/辰巳友昭
ページ数
222
読了日
2022年5月27日
感想
簡単な会話もできないので、例文をAnkiWeb に入力して覚えている。
例文が暗唱できると記憶力に自信が持てる。
この本について<PR>
蒼穹の昴(3)/浅田次郎
ページ数
384
読了日
2022年5月29日
感想
互いに愛をもって他者を尊重すればこの世から不幸はなくなる。
われわれは少しでもそういう人を増やしていかなければならない。
まずは自分から。
清王朝末期に関して誤解していたことが多々あった。
真実はどうであれ一面的な視点しかなかった。
読書は蒙を啓いてくれる。