Photo by @felipepelaquim on Unsplash |
2022年9月に読んだ本は、12冊、3,784ページ。
2022年に読んだ本は、55冊、18,356ページ。
ハサミ男/殊能将之
ページ数
437
読了日
2022年9月6日
感想
悔しいけれど騙された。
本を買う前から。
こんな無理やりな設定はずるい。
「何百万分の一だろうが、何億分の一だろうが、確率がゼロではないということは、偶然起こりうるということだ。」という台詞を吐かせたのは作者のエクスキューズなのか?
"Truth is stranger than fiction."といわれるがその逆だ。
それでも楽しめたので許すことにした。
この本について<PR>
宇宙は数式でできている なぜ世界は物理法則に支配されているのか/須藤靖
ページ数
222
読了日
2022年9月6日
感想
数式は難しくて理解できなかったが、数式で宇宙の法則が説明できること、数式をもとに新しい発見が得られること、その数式は美しいということに納得。
宇宙や物理法則が面白いと思わせてくれる良書。
この本について<PR>
しゃばけ/畠中恵
ページ数
342
読了日
2022年9月11日
感想
体は弱いけれど人一倍心優しく正義感のある若だんな。
謎解きあり、アクションあり、一風変わったお話。
鳴家が可愛い。
若だんなのように妖たちに慕われてみたい。
この本について<PR>
21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考/ユヴァル・ノア・ハラリ
ページ数
576
読了日
2022年9月13日
感想
謙虚になること、無知を自覚すること、多様性を認めること、間違いを素直に認めること。
ひとりひとりがこれらを実践すれば人類が抱える問題のほとんどが解決できるような気がする。
でもそれを強いれば教条主義に陥ってしまう。
この本について<PR>
いのちの科学の最前線 生きていることの不思議に挑む/チーム・パスカル
ページ数
240
読了日
2022年9月16日
感想
この本は理系ライターたちが研究者にインタビューした内容ににもとづいて書かれた。
ライターがわかりやすく書いてくれているから素人でも理解しやすい。
内容の信憑性については取材を受けた研究者がチェックしているだろうから問題ないはずだ。
知識欲が満たされた。
この本について<PR>
賢者の書/喜多川泰
ページ数
224
読了日
2022年9月17日
感想
冒険のワクワク感がない。
労せず賢者に会って教訓を得るところが物足りない。
既読の「運転者」に比べて薄っぺらい内容であることは否めない。
この本について<PR>
殺戮にいたる病/我孫子武丸
ページ数
294
読了日
2022年9月18日
感想
気持ちよく騙された。
登場人物に「そんな思い込みは捨てろ」と突っ込んだが、それは自分にも言えることだった。
すぐに再読したが、頭の中の映像はすっかり変わっていた。
この本について<PR>
スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック/ジェームズ・ドゥティ
ページ数
296
読了日
2022年9月20日
感想
脳外科医の著者はマインドフルネスで高めた共感や思いやりが人生を豊かにすると説く。
著者の貧しかった少年時代から脳外科医として社会に貢献するようになるまで波瀾の物語がその理解を深めてくれる。
マインドフルネスが普及すればきっと優しい社会になるだろう。
この本について<PR>
血の記憶/麻野涼
ページ数
392
読了日
2022年9月23日
感想
たまたま選んだ本だが当たりだった。
外国人技能実習制度を題材にしたミステリー。
金山とBJが渋い。
SUMIREがかっこいい。
舞台となったスーパーがかわいそう。
商売あがったり。
この本について<PR>
方舟/夕木春央
ページ数
309
読了日
2022年9月25日
感想
批判的な感想を書こうと思い慎重に読み進めたが、そんなものはすべて最後の大波に流されてしまった。
この本について<PR>
人間椅子/江戸川乱歩
ページ数
260
読了日
2022年9月28日
感想
キモかった
ミステリーの一つの手法なんでしょうね
この本について<PR>
ブラフマンの埋葬/小川洋子
ページ数
192
読了日
2022年9月30日
感想
<創作者の家>の管理人には身寄りがないのだろう。
彼にブラフマンというかけがえのない家族ができた。
そのブラフマンと過ごした夏の物語。
動物嫌いなレース編みの老婦人が心優しい。
管理人が密かに好きだった娘との対比が際立つ。