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2023年9月に読んだ本は、9冊、3,026ページ
2023年に読んだ本は、76冊、26,868ページ
幼年期の終り/アーサー C クラーク
ページ数
390
読了日
2023年9月5日
感想
科学技術では人類を遥かに凌ぐオーバーロード。
彼らの地球来訪により人類の世界は統一され永劫の平和を迎える。
だが、彼らの来訪の目的は別にあった。
オーバーロードの目的を推理しながら読んだが、思わぬ展開と結末に心が騒いだ。
古いSFだが、まったく色褪せない作品だった。
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シャドウ/道尾秀介
ページ数
352
読了日
2023年9月7日
感想
「えっ?」の連続。
そして「疑ってごめんなさい」に。
本当に悪い奴は直感的にわかったけれど。
伏線回収も見事だった。
最後は幸せな気分に。
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無限大ガール/森絵都
ページ数
42
読了日
2023年9月8日
感想
日替わりハケン部員として活動する女子高校生の成長を軽妙なタッチで描いた物語。
短い作品ながらも読後感はとても爽快。
自分を捨てれば可能性は無限大!
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モナリザ・オヴァードライヴ/ウィリアム・ギブスン
ページ数
482
読了日
2023年9月14日
感想
時間はかかったが、何とか読み通せた。
黒丸尚という有名なSF作品の翻訳家の翻訳。
理解できたのは8割くらい。
自分の読解力の問題もあるだろう。
話の筋はよかった。
いまはリアルの世界でもフェイクが多い時代。
VR技術が進んで現実との境目がなくなれば、人間は現実離れした幸福感を求めて生きていくのだろうな。
ドラッグだっていらなくなるに違いない。
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数学者たちの楽園/サイモン・シン
ページ数
496
読了日
2023年9月19日
感想
数学や物理学等の学位を持った脚本家たちが制作する米娯楽番組「ザ・シンプソンズ」。
彼らはわかる人(ナードやギーク)にしかわからないジョークを番組の中に潜ませているという。
その裏話から派生する数学のエピソードがてんこ盛り。
学者さん特有の無邪気な自慢話を少しだけ我慢すれば、知的好奇心が大いに満たされる。
サイモン・シンの「フェルマーの最終定理」が好きな人ならきっと気に入るにちがいない。
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カラスの親指/道尾秀介
ページ数
520
読了日
2023年9月23日
感想
気持ちよく騙された。
騙してくれてありがとうという気分。
終盤まで物足りなさを感じていたが、きっと騙してくれると信じていた。
そういう意味で期待を裏切らない作品だった。
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カエルの小指/道尾秀介
ページ数
338
読了日
2023年9月27日
感想
カエルの小指ってそういうことだったのか。
ペテンで他人の人生を救う。
それで自分の人生も救われる。
「カラスの親指」と同じく、幸せな気分で本を閉じた。
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星のかけら/重松清
ページ数
234
読了日
2023年9月28日
感想
思い悩んで動けなくなった者を照らす星のかけら。
自分の力で歩いていく勇気を出した者だけに見える輝き。
いじめられていた中学時代を思い出した。
少し勇気を出すだけで世界が変わる。
生きるって、なんか、すごい。
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その話を聞かせてはいけない/道尾秀介
ページ数
62
読了日
2023年9月29日
感想
この作品はホラーなのか?
結末は現実とも取れるし、妄想とも取れる。
短編にしてはキレは甘かった。