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大切なデータ
人によって異なるが、大切なデータとは次のようなものであろう。
思いつくままに挙げてみた。
- 写真、動画
- 連絡先(名前、電話番号、メールアドレス、住所、属性情報)
- 予定
- ライフログ(日々の記録)
- ID、パスワード
- ブックマーク
- 賃貸、保険等の契約書
- 買い物の履歴(注文書、領収書等)
- PC の設定情報
保管場所のリスク
契約書等の書類は、机の引き出しやキャビネットに保管することが多い。
私のように整理が下手な人は、所在がわからなくなって困ることも多いだろう。
紙媒体の書類はデジタル化しておけば。保管場所に悩むことはなく、探し出すのも容易になる。
デジタル化されたデータなら、PC やタブレット、スマホに保管することができる。
それらに収まりきらない場合は、外付けハードディスクや DVD 等の媒体にも保管することも可能だ。
上記 PC 等の電子機器であっても、紛失や盗難のリスクはある。
機器が故障してデータが取り出せなくなる場合もあるだろう。
機器を買い替えたりするとデータを移行する必要があり、それがまた面倒くさい。
外付けハードディスクや DVD 等の電子媒体に保管したとしても、その媒体自体の保管方法も考えなければならない。
電子機器や電子媒体が古くなって廃棄する方法についても、データの取り出しができないようにしなければならない。
このようにデータの保管については悩みが尽きない。
オンラインストレージなら
私はデジタル化したデータを Evernote や Google ドライブ等のオンラインストレージに保管している。
オンラインストレージにしたからといっても、上記のリスクや悩みのすべてが解決するわけではないが、運用面ではいろいろなメリットがある。
そのメリットとは、
- 電子機器を買い替えてもデータを移行する必要がない。
- 検索機能が充実しているので、データを分類せずに放り込んでおける。
- データ容量を心配する必要がない。
- 電子機器のストレージを超えるデータ量であっても、場所を選ばずどこでもアクセスできる。
- 電子機器内のデータを自動でアップロードしてくれるので、バックアップ作業が不要である。
特に電子機器を頻繁に買い換える者にとって、1 のメリットは非常にありがたい。
一方、デメリットも有る。
- 電力とネットワークが必要。
- 不正アクセスによりデータの盗難、消失、流失のリスクがある。
- 自身が死亡したときの相続や後始末が心配。
セキュリティについては、持てる知識の範囲内で自衛していくしかないが、改めて別の記事にしたいと思う。