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重要だけど軽んじられる要件定義
ちょっとした仕事の依頼から、システム開発、プラントの建設、宇宙開発に至るまで、どんな仕事においても要件定義は最も重要な工程である。
なぜなら、要件から外れた成果物は使い物にならないばかりか、時間も含む費やしたコストがすべて無駄になるからだ。
要件が明確になっていないのに仕事を進めたせいで失敗した例が数え切れないほどある。
要件が定まっていないので進められないと言っても、理解してくれる人があまりにも少ない。
そんなものそっちで考えてくれと言って怒り出す人もいる。
プロトタイプで要件定義不足を補う
しようがないので、相手の話をもとにプロトタイプを作って見せて、反応をうかがう。
それを繰り返しながら、要件を詰めていくしかない。
相手が言葉を尽くして要件を示してくれていても、噛み合わなかったり、認識のずれが生じたりする。
互いのもつ知識や経験の差もあるだろう。
そんなときもプロトタイピングが役に立つ。
「百聞は一見に如かず」なのである。