Photo by Myriam Jessier on Unsplash |
不快な広告を表示するとサイトのイメージダウンになる
ニュースサイト等を見ていると、たまに生理的不快感をもたらす広告〈具体的に書くと実際に表示されてしまう可能性があるため抽象的な表現にしている〉が表示されていることがある。
このような広告を不快だと思うかどうかは人によるとは思うが、私は不快になるし、見たくもない。
そして、このような広告はサイトのイメージダウンにつながると思っている。
悪質な事業者の広告である可能性もある
不快だと思った広告主の名称を検索してみると、○○に関連する検索キーワードに「○○ 解約」「○○ 評判」「〇〇 怪しい」「〇〇 解約できない」「○○ 電話つながらない」(○○は広告主の名称)などが表示されることがある。
また、「サンプルを注文したのに定期購入にされた」などのネガティブな口コミも見られた。
これは事業者間のネガティブキャンペーンによるものかも知れないが、いずれにしても関わりたくはない。
悪質な事業者であった場合、被害者を増やすことにつながりかねないし、サイトを訪問してくださった方々に不快な思いをさせるかも知れないという不安は拭えない。
特定の広告をブロックする方法
以下は Google AdSense だけの対処となるが、Google AdSense の左側にあるメニューの「ブロックのコントロール」で特定の広告を表示させないようにできる。(Fig. 1 参照)
なお、当然のことながら、広告を表示させないことにより、収益が減る可能性があることはご認識いただきたい。
Fig. 1 ブロックのコントロール
広告レビューセンターでブロックする
「広告レビューセンター」を開くと審査前の広告が表示されるので、表示したくない広告をブロックする。(Fig. 2 参照)
※ Fig. 2 では、審査前の広告がない状態。
Fig. 2 広告レビューセンター
広告主の URL を指定する
次に広告主を検索し、探し当てた URL を指定してブロックする方法について説明する。
まず、「広告レビューセンター」の下にある「すべてのサイト」を開いて、「広告主の URL を管理」をクリックする。(Fig. 3 参照)
Fig. 3 広告主の URL を管理
広告主の URL を入力して「検索」をクリックする。(Fig. 4 参照)
※ すでにブロック済みの URL については、Fig. 4 では、広告主への業務妨害につながる可能性があるため、マスキングしている。(当サイトではすでに 19 件ブロック済み)
Fig. 4 広告主の URL を検索
検索結果が表示されたら、「許可済み」のスイッチをクリックする。(Fig. 5 参照)
すると、スイッチの表示が変わり、「ブロック済み」となる。(Fig. 6 参照)
※ URL が実在しなくても検索結果が表示されるようなので、スペルミスなどに注意する。
Fig. 5 広告主の URL 検索結果表示
目先の収益か?サイトの評判か?
レピュテーションリスクという言葉がある。
否定的な評価や評判が広まることで、信用やブランド価値が下がり、損失を被る危険性のことである。
価値観や主義、考え方は人によって異なるので、押し付けるつもりはないが、個人的には目先の収益よりサイトの評判を取る。
きれいごとだと思われるかも知れないが、人を陥れてまで儲けたいとは思わない。
何よりも誰もが幸せな気持ちでいられることを望んでいる。